東京大学で一緒に仕事をした人々
田部井陽介君
平成13年度に東京薬科大学からの卒研生として一緒に仕事をしました。東京薬科大学の大学院に進学しました。低温処理をしたときにのみ表現型が現れる変異体をシロイヌナズナから単離しました。
相場洋志君
平成14年3月で修士の学位を取得し、東洋紡績株式会社に就職しました。シアノバクテリア遺伝子破壊株のゲノムワイドな表現型解析を可能にするクロロフィル蛍光解析系の構築を行いました。
黒澤真理さん
平成17年3月で修士の学位を取得しカルピス株式会社に就職しました。強光条件下での光合成電子伝達制御を研究テーマにしていました。
樋口美栄子さん
平成17年3月で博士の学位を取得し、理化学研究所のポスドクになりました。光環境変化に応答して光合成を調節する因子の解析を研究テーマにしていました。
藤森玉輝君
平成18年3月で博士の学位を取得し、東京大学農学部のポスドクになりました。シアノバクテリアの光化学系IサブユニットPsaKの機能解析など、シアノバクテリアの強光応答を研究テーマにしていました。
工藤英樹君
平成18年3月で単位取得の上博士課程を退学しました。コンピューター関連会社で働くことになりました。シロイヌナズナにおけるクロロフィルタンパク質複合体の量比調節メカニズムを研究テーマにしていました。
高橋万有君
平成19年3月で修士の学位を取得し、EN大塚製薬株式会社に就職しました。低温感受性植物の低温傷害におけるクロロフィル分解メカニズムについて研究していました。
村松昌幸君
平成19年6月で博士の学位を取得し、農業生物資源研究所のポスドクになりました。光化学系Iの発現制御機構の解析について研究していました。
臼杵裕之君
平成19年10月から同じ研究科の環境科学研究系の博士課程に入学しました。こちらでは修士課程から博士課程の1年にかけてシロイヌナズナにおけるアンテナサイズの調節メカニズムについて研究していました。
花野井和弘君
平成20年3月で修士の学位を取得し、JTに就職しました。シロイヌナズナにおけるPSI循環的電子伝達機構について研究していました。
田森美緒さん
平成20年3月で修士の学位を取得し、千葉日報に就職しました。シアノバクテリアにおける光化学系量比調節のシグナル伝達機構の解明を研究のテーマにしていました。
佐藤華代さん
平成20年9月で博士の学位を取得し、アメリカのワシントン大学のポスドクになりました。シアノバクテリアの光合成量比調節メカニズムの解明をテーマに研究していました。
尾崎洋史君
平成19年6月で博士の学位を取得し、その後は、東京大学かずさ地球環境研究拠点のポスドクになりました。研究テーマはシアノバクテリア遺伝子破壊株のゲノムワイドな表現型解析です。
齋藤彰宏君
東京農業大学で平成20年3月に博士の学位取得後、学術振興会の特別研究員として研究室に加わってくれました。研究テーマはオオムギの光合成の鉄欠乏応答です。
島田和美さん
僕が早稲田に移る時点での博士課程3年生です。光化学系I遺伝子によるステート変化調節メカニズムを研究テーマにしています。
武田圭一君
僕が早稲田に移る時点での修士課程2年生です。シアノバクテリアと葉緑体に保存された3つの機能未知遺伝子の機能解明を研究テーマにしています。
毛利拓君
僕が早稲田に移る時点での修士課程2年生です。シアノバクテリアの呼吸と光合成の関係について研究をしています。
小林智英君
僕が早稲田に移る時点での修士課程2年生です。シアノバクテリアを材料に、2つのストレスが複合した場合の生理応答メカニズムを研究テーマにしています。
本橋朋子さん
僕が早稲田に移る時点での修士課程2年生です。シアノバクテリアの光化学系1複合体は三量体の場合と一量体の場合があるのですが、その三量体化とステート遷移、そしてステート遷移に関わるPsaK2タンパク質の相互関係を研究しています。
特別編:大昔に研究室を巣立った人
日原由香子
僕が東大理学部の植物学科の助手になって始めて卒研生として指導した人物です。その後分生研の内宮研で修士を取り、駒場の池内研で博士号を取った後、現在埼玉大学の教授になっています。日原グループのホームページをよく見ると、現在の僕との関係がわかります。