植物生理学の授業評価(平成18年度)
有効回答数=65
5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 未記入 | 平均点 | 昨年度の平均点 | |
理解しやすい面白い内容であったか。 | 10 | 25 | 25 | 5 | 0 | 0 | 3.62 | 3.73 |
講義の位置づけと目標が明確で、体系づけられていたか。 | 18 | 27 | 16 | 3 | 1 | 0 | 3.89 | 4.03 |
学問的重要性は認識できたか。 | 15 | 26 | 22 | 1 | 1 | 0 | 3.82 | 4.12 |
適切な量、スピードでおこなわれたか。 | 27 | 21 | 13 | 2 | 2 | 0 | 4.06 | 4.09 |
適切なテキスト、資料、スライドなどを利用してわかりやすく進められたか。 | 26 | 17 | 15 | 6 | 1 | 0 | 3.94 | 3.85 |
話し方や板書は適切だったか。 | 26 | 19 | 18 | 2 | 0 | 0 | 4.06 | 3.88 |
教官は講義に熱意を持っていたか。 | 43 | 16 | 6 | 0 | 0 | 0 | 4.57 | 4.33 |
学生の質問に答えるなど、interactiveな講義であったか。 | 18 | 15 | 21 | 6 | 5 | 0 | 3.54 | 3.61 |
自分の理解度、成績はどのぐらいだと思うか。 | 3 | 16 | 27 | 15 | 4 | 0 | 2.98 | 3.12 |
自分はよく出席して講義をちゃんと聞いたか。 | 18 | 17 | 23 | 4 | 3 | 0 | 3.66 | 3.41 |
個別のコメント
人数が多いのでやや煩雑にはなりますが、全て載せておきます。
内容について
- 興味を持てる内容がかなりあった。
- 9回目以降が分かりにくかった。
- 講義により難易度が色々あり、難しいところはなかなか理解できなかった。
- 理解しやすいところもあったし、難しくて理解できないものもあった。
- 他の授業とは違う視点から物事を見られた。
- データの解釈の例をもっと参照したかったです。
- ただ、一部の専門用語がわかりませんでした。
- 図や写真が多く、イメージしやすかった。ただ、物理化学的な部分は私にとっては高度で、スライドだけではすんなりと理解することは難しかった。
- 面白く興味深かったが、難しいところもあった。あと、あのようにレポートで出すのは他にないので、自分の考えを書いたりして勉強になったと思う。
- 重要な概念なり考えをもっと重点的にやってもよいのではないでしょうか。
- 経路図はやはり勉強しないとわかりづらい。
- 興味は持てたけど内容が難しいことがあった。
- ところどころ難しいと感じる時があった。
- とても興味を持って聞ける面白い講義でした。
- 植物の働き(光合成や呼吸速度など)が詳しかったが、いろんな視野から見られたので分かりやすかった。
- 植物には興味があったが、ゲノムレベルだと難しかった。
- 植物以外もやってくれた。
- ミクロなところの話になると(葉緑体とか)難しかった。
- 講義によってまちまちでした。
- 系I、系IIでつまずいたら、あとあと出てくるたびにわからなくなった。
- 面白い内容とつまらない内容があった。
- 内容は面白いが、難解な部分も各論を同じペースで進められたので頭が追いついていかなかった。
講義の位置づけ、目標について
- 「何について話すか」という点はかなり明確だったと思う。
- 光化学系など各論を語るときりがない気がした。
- 何を目的としているか、何を学ぶかがわからない。
- 一日一日はチャプターがついていてよかったけど、全体ではいろんなことに手を出しててよくわからんかった。
- 順序立てて説明があったので、途切れることなく流れがつかめた。
- 1回1回の講義の内容が全くバラバラだったわけではないが、結局自分には位置づけがよくわからなかった。
- はっきりと体系づけられていた。
- テーマは一貫していてわかりやすかったです。
学問的重要性について
- 植物にも動物と同程度の情報量があることはよくわかった。
- レポートの書き方などはかなりの重要性があると思った。
- 少し難しかったので、認識しづらい箇所もあった。
- 植物の作用を通して生態系という大きなものまで全体的なことを考えさせられた。
- 植物に関してはあまり知らなかったのでよかった。
- 21世紀は環境の一世紀だと思った。
- 素人だからよくわからなかった。途中、途中で、全体のどこに位置する話なのか戻ってやってもよかった。
- 普段の授業でやっているミクロなことだけでなく、マクロな視点も必要だと思った。
- 今まで植物には目を向けていなかった。けれど植物にもまだ多くの謎があること、解明されれば有用性があることがわかった。
- 実例を出されることが多かったので認識することが多かった。
- 今まで常識だと思っていたことの裏付けや、環境や共存の根幹の学問だと思います。
量、スピードについて
- 情報量が多く、聴くのもメモを取るのも少し苦労した。
- 各論は量もスピードも・・・
- 6,7ページは多い。
- たまに速くてついていけない時があった。
- Speedがよかった。
- おそい!もっとスピードをあげてほしかったです。
- ちょうどよかった。
- ちょうどよかった。
- わからない。
- 多分スピードが速めかと思います。
- 少しはしょった時があった。
- 少し難しいかなと思う部分がありました。
- ほとんど適切だったと思う。
テキスト、資料、スライドなどの利用について
- プリントの写真が見にくい。グラフもラベルなど重要な部分が見づらくなっていたものがあった。
- 教材にはおそらく不足ない。
- グラフがわかりにくいことが多い。2色刷は不可能?
- 白黒では図がわかりにくかったです。
- スライドにもっと説明文がほしかった。
- 写真や図などが多かったので見ていて面白かった。
- スライドはわかりやすかった。
- カラーがよかったです。
- わかりやすかったと思う。
- あとで見直す時に、見にくい場所などがあったところが残念だった。
- 資料の文字が小さく、見えないところがあった。(スライドでは見えました)
- 豊富な写真がよかった。特に、実験結果の動画はなかなか自分では見られないので、印象に残った。
- 動画を使ったスライドはよかった。色の濃いものはネガ反転するなどしてくれれば、もっと資料が見やすくなったと思う。
- 資料はしっかりしていて形式的にわかりやすく進められていた。
- 他の授業では見られないすばらしい資料が多かったです。
話し方、板書について
- 内容の重要度によって抑揚があるとよい。
- スライドのままでいい。
- 板書はなかったが、わかりやすい説明だと思った。
- 聞きやすかった。板書を利用してほしい。
- スピードが変わったり、アクセントがついたりしてよかったと思う。
- 説明が途切れることなく話されていたので聞きやすかった。
- よく通る声で教室のどこにいても聞きやすかったです。
- とてもわかりやすい話し方です。
- 板書はなかった。話す時の声の大きさ、スピードが一定で、重要なところがわからなかった。
- わかりやすかった。
- 話し方はよかった。
教官の熱意について
- 熱意は十分。
- 熱意を感じた。
- 図や写真を使ったりして工夫していると思った。
- 熱意が伝わってきた。
- あまり植物に興味がなかったが、先生がとても面白そうに話してくださるので、少し興味も持てたし楽しかった。
- 持っていた。
- 非常に熱意を感じた。
interactiveだったかどうかについて
- 適度。
- 生徒からの質問がなかったと思います。
- ホームページですごく答えてくれていた。
- インターネットで質問に答えるのはびっくり。
- 質問をしていないのでわからないが、しっかり答えてくれそうだと思った。
- ホームページ上で公開するのは良いと思います。
- むしろ生徒に問題がある。逆に生徒に不意打ちの質問とかしても、リラックスだけでなく、緊張感のある授業になった。
- きちんとレポートを毎回見て意見をくれる。
- HPで他の学生の考えや質問とその答えを知ることができるところがよかった。
- 講義のあとの質問だけでなく、レポートで質問のあった人に返信できるようなシステムもあったらいいともう(大変だけど)。
- そうだった。
自分の出席について
- 出席はしたが、内容が難解になると追いついていかない。
- 出席していました。
- 8割は出席した。
- 全部の講義に出席して、いろいろな話を聞けました。
- 授業を受けるごとに、聴いて驚いたことを1つは見つけられた。
- 授業自体が好きだったので、全て出席しました。
- 出席はしたものの時々寝てしまった。
- 内容についていけないことがありました。
- 途中で眠たくなったりしました。食後&スライドなので・・・。
- 出席はしたが、疲れているのか、プロジェクターだからなのか眠かった。
- 出席は全部したが、回が進むごとに難しくなってボーっとしてしまった時もある。
- できる限り聴く努力はした。
- 文化祭前の1回だけ、レポート提出ができなかったが(毎日忙しくて忘れてしまいました、ごめんなさい)、授業には全て参加した。面白かったので、講義を受けることは楽しかったです。
- 眠くなることが多々あった。
- 出席した。
- 皆勤です!ですが、難しいと後を追えずフリーズしていたような気もします。
自分の理解度、成績について
- 前半はしっかり復習したけれど、後半難しくなるにつれておざなりにしてしまったので、理解度はいまいち。HPの質問を見ても、皆よく勉強していて・・・。
- 知識の整理がいまいちついていない・・・
- 内容が難解だった部分は理解度がおよばず課題レポートが書けていない。
- 難しいのであまり理解できていないです。また、レポートもあまりしっかり書けていないのと思うので、単位取れたらいいなと思います。
- Bくらい?
- 今思えば、もっと調べたりいろいろなことに興味を持つべきだったと思う。
- 理解はしてレポートは出しているものの、理大祭前後は忙しくてレポートの提出がかなり遅れた。
- 一部しか理解はおよんでおらず、興味を持ったところだけ記憶していると思う。
- レポートを遅れて提出することが何度かあったので・・・
- レポートの考察はユニークに書いたと思う。
- 光化学系、電子伝達系について、あまり理解していない。
- 後半の意欲が欠けた。
- 考察を考えつかなくていつも感想になってしまった。授業は毎回出席していたのですが。
- 成績は評価の程度が不明でわからない。
- 少しは理解できたし、いろいろ興味を持ててよかった。けれど成績は・・・。
- あまり理解度は高いとは言えないので、成績は普通であると思う。
- 植物の方面に進みたい自分としてはもっとちゃんと聴くべきだった。
- 85~75/100
- 高校で生物を取っていなかったので、毎週新鮮な気持ちで取り組めたと思います。
講義に関して改善すべき点、よかった点など
- 光化学系や呼吸に関するシステムや機構の各論などは難解だった。概略にするか、スピードを抑えるか。その周辺の講義は重たかった。10月や11月の理大祭前という個人的な理由もあったが・・・
- 講義の前半分しかレポートとして書けない。後半部分が理解できないことが多い。
- 少し板書をして欲しかった。
- ビデオを見て感動しました。
- 2つの光化学系のところがよくわからなかったので、もう少し詳しく・・・
- メールでレポートを送るのを忘れやすいので、違うシステムにしてほしかったです。
- レポートをメールで出すというのはよかったと思う。インターネットにコメント付きでアップできるし。参考書を教えてもらえれば、調べるのが楽になった気がします。
- 教室を変えた方がよいと思います。席が座りにくいので。
- ウイルス対策ソフトのせいか、メールがうまく送れていなかったことがあったので、フロッピーなどの提出箱を設置してください。
- 平日は忙しいのでレポートの提出が遅れてしまうことが多かった。提出期限を金曜日までではなく、日曜日までに延ばした方がよいと思う。
- 板書するよりも今まで通りスライドでいいと思います。この授業では、植物のより複雑な働きを理解するのにとても役立ちました。
- プリントに図だけでなく要点などももっと載せてほしい。
- 自分のことだが、理解できなかった点があったので、もう少し、流れをつかんで一つ一つしっかり理解していきたかった。
- テスト直前の日は休講か質問タイムにして欲しかった。
- 成績の付け方をもっとこちらがわかるようにして頂きたいです。毎週出席し、レポートを提出していても、そのレポートの善し悪しが自分ではなかなか判断できないので、いきなりポンと成績を出されても納得がいかないかも知れません。
- 動画とか目で見てわかるようなものを多く取り入れていったら、もっと面白さがわかると思う。
- とてもわかりやすくて楽しかったです。ありがとうございました。窒素循環についても聴きたかったです。
- 植物のみに焦点を絞った授業はこの授業のみだったので、毎回楽しみでした。一般的な現象から、化学現象に結びついていく授業スタイルが良かったです。
- あえていうと、「たくさん」生活に密着したネタから導入していったら(環境問題とか)もっとわかりやすいと思います。
- 後半の研究手法を絡めた話は、イメージもわきやすく、興味を持ちやすかった。光化学系は重要性はあるに違いないが、非常にミクロで、初めて聞く内容も多かったので、取っつきにくかった。
- 後半、スピードが速くなって理解して書き取るのが少し困難です。
- 実験の内容を扱ったテーマは内容が難しく、理解があまりできなかった。
- プリントのグラフや小さな文字などがよく読めず、あとで見返す時に困ることが多かったです。いろいろな自然現象を主題と関連づけて説明してくれたのが面白かったです。
- メールを携帯で送れたこと。先生のホームページが楽しかった。パワポが写真いっぱいで楽しかった。
- 理大祭が週末にあった時は、他の人もレポート提出率が悪かった様子。その週だけ火授業->金提出ではなく、理大祭終了翌日提出とかであれば、しっかりレポートに取り組めたかな・・・と思いました。でも、ちゃんと提出している人もいるので、怠け心かも知れません。レポート提出形式の授業は、自分の興味を持った部分を掘り下げて勉強しても反映されるところがよかったです。
- 細かい経路などは一回わかりやすくまとめたものを写して欲しかった。内容流れを簡単に説明して欲しかった。
- このままで十分です。欲を言えば資料はカラーがよいのですが・・・。
授業評価に対する教官の側からのコメント
今年度は、最後まで受講者の数が減らなかったのが印象的でした。第2回の講義で65名ぐらいになってから最後までそのままでした。例年は、後半には徐々に人数が減ったのと対照的です。講義が面白かったから、と言いたいところですが、寝てる人の割合はむしろ増えた気がするのでどうでしょうね。いつも思うのですが、寄せられた意見は様々で、スピード一つとってもいろいろな意見があります。65名ともなると、全員を満足させるスピードというのはあり得ないのでしょう。ただ、もう少し説明を丁寧にする方が良さそうですね。あとは、配付資料が見づらい、という指摘が多いですね。今回には間に合いませんでしたが、学科にお願いして何とか学科事務でカラーコピーして頂けるとの了解を取ったので、来年度からは改善される予定です。