藍藻の分子生物学1998

基生研研究会として「藍藻の分子生物学」の研究会が行われ、23題の口頭発表がありました。

1998年1月

オーガナイザー 小川晃男(名古屋大)
村田紀夫(基生研)

プログラム

第1日(1月25日(日))

13:30 - 13:40 オープニング

13:40 - 13:55 杉田護(名大・遺伝子実験施設) SynechococcusPCC6301ゲノムの解析:整列化クローンの作成

13:55 - 14:15 田畑哲史(かずさDNA研) Synechocystis PCC6803遺伝子の大量機能解析の試み

14:15 - 14:35 水野猛(名大・生命農学) Two-component情報伝達系

14:35 - 14:55 大森正之(東大・総合科学) 光受容体とcAMP

14:55 - 15:15 田中寛(東大・分生研) シグマ因子

休憩

15:55 - 16:10 和田元(九大・理) 青色光受容体について

16:10 - 16:30 石浦正寛(名大・理) 生物時計遺伝子クラスターkaiABC

16:30 - 16:50 池内昌彦(東大・総合科学) Synechocystis sp. PCC6803の光環境応答にかかわる遺伝子の探索

16:50 - 17:10 藤田祐一(阪大・蛋白研) 2つのプロトクロロフィリド還元酵素系とその欠損株を用いた光化学系構築機構の解析

17:10 - 17:25 和田野晃(大阪府大・農) Synechococcus PCC7942株における外来遺伝子大量発現の試み

17:25 - 17:45 総合討論(大森、水野)

18:00 - 懇親会

第2日(1月26日(月))

09:00 - 09:20 沈建仁(理研播磨) 酸素発生系表在性蛋白質の機能と進化

09:20 - 09:40 佐藤公行(岡山大・理) Synechococcus PCC6803株psbA遺伝子のrandom mutagenesisによる光合成機能の解析

09:40 - 10:00 長谷俊治(阪大・蛋白研) フェレドキシン及びグルタミン酸合成酵素欠損によりもたらされる藍藻細胞の光合成不全現象

10:00 - 10:20 重岡成(近畿大・農) 過酸化水素防御機構

10:20 - 10:40 総合討論(池内、小俣)

休憩

11:00 - 11:20 西山佳孝(基生研) 高温耐性の分子生物学

11:20 - 11:40 佐藤直樹(埼大・理) 低温適応機構

11:40 - 12:00 吉川博文(東京農大・総研) dnaKマルチジーンファミリーの解析

12:00 - 12:20 福沢秀哉(京大・農学研究科) 低分子量熱ショックタンパク質の機能解析

12:20 - 12:40 桧山哲夫(埼玉・理) 熱ショック蛋白の構造と機能

12:40 - 13:00 総合討論(佐藤公行、佐藤直樹)

昼食

14:00 - 14:15 遠藤剛(京大・食研) 吸電子伝達鎖-光合成との相互作用

14:15 - 14:35 高倍照洋(名城大・総研) 耐塩性と循環型電子伝達系

14:35 - 14:55 小俣達男(名大・生命農学) ABC型NO3-トランスポーターとHCO3-トランスポーターの構造と機能

14:55 - 15:15 小川晃男(名大・生物分子応答センター) CO2濃縮とプロトン輸送

15:15 - 15:30 総合討論(桧山、福澤)

15:30 - 16:00 討論(今後の方針)、クロージング